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設計事務所がベスト?
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人と場所の意味。
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写真と本文内容に関係はありません。
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先日、設計事務所の所長さんと顔を合わせる機会がありました。
この「これから家を建てられる方へ」は、設計事務所をお勧めしている部分が多くありますが、それは、余りに問題意識無く、「家を建てるなら住宅メーカーで」と思ってしまう方々への家造りの問題提起のためでもあります。
「住宅メーカー」にあっても、大量生産が、本当の意味でのコストダウンや、住宅としての品質の向上に繋がっているのであれば、是とする部分も大きくなる可能性もあるでしょうし、本来のプレハブ住宅はそうであったはずです。(残念ながら現状は少々かけ離れていますが)
現状、たぶん「住宅メーカー」であれば、50点の家作りは出来るはずです。
では、「設計事務所」ならどうでしょうか。設計事務所の家作りでは、30点から120点(施主の希望以上の物が出来上がるという点
)というところでしょう。
120点の家が出来れば最良でしょうが、気になるのは30点というところだと思います。設計事務所の項でも説明しましたが、設計事務所との家作りには、施主の方の家に対する思いと努力が必要不可欠です。愛情がないのなら、住宅メーカーでたてた方が確実に50点の家が建ちます。
では、設計事務所で30点になってしまうのはどういう理由なのか?ひとつは施主の家への情熱の問題。もう一つは選ぶ設計事務所の問題です。
基本的に設計事務所は小規模であり、そのため、担当する設計者(多くの場合は所長自らということも多い)の資質に左右されることが多いのです。もちろん、その資質こそが設計事務所の魅力です。
例えば、建築的に魅力のある建物を作るかどうかは、過去の作品や、図面、写
真を見ればわかります。しかしひとつそこに見逃してはならない点があります。
それは、コミュニケーション能力です。どんなにいい建物を作っても、施主の生活や意見を反映できない建物を作っては意味がありません。
コミュニケーション能力とは、会話がうまいという意味ではありません。相手の立場に立って、相手のための提案を行うことが出来るか、場所の意味(雰囲気)を感じることが出来るか、という能力のことです。人と場所が分からなければ本当の意味の良い建物なんて出来るはずもありません。
建築だけを専門にしてきた設計事務所の担当者(所長なども含む)において、この能力がとても劣る人種を時々見かけてしまうのも、私にとって残念な事実です。
建築を専門にする人間が、時々私共の451 CAFE(少々個性的な建物で、建築のポスター、本などがある)を訪れるときがありますが、中にはとても残念な態度(訳の分からない不躾さや、場所を感じない無神経さに驚かされる)の方を見るにつけ、本当に設計事務所をお勧めいても良いのかな?という不安が頭をよぎります。今回の所長さんもその点でこの不安を思い出させてくれ(感謝?)ました。もちろん、ちゃんとした方の方が多いと思います。
設計事務所だから全て良いというわけでなく、また、全ての人にとって良い設計事務所があるというわけでもなく、自分のための家作りの良き理解者であるパートナーになってもらえる設計事務所を探すことが必要です。(人、建物によって良い設計事務所は変わってきます)
そのために、施主の立場に立って、施主そして全ての人の幸福のための提案を行うことが出来る、そして場所を理解することの出来る、建築屋(設計事務所、住宅メーカー、工務店)を選んでいかなけらばならないのは当たり前のことです。
「満足のいく住まいを作るため」にも、家作りに愛情を持って、自分の足を使って、手間暇かけて業者を選び、決して業者任せにせず、自分の家作りに向かい合ってほしいと思います。
*最近、設計事務所でも、施工もしますという設計事務所がありますが、これは設計事務所ではなく、あくまでも設計事務所風の建物を作る工務店です。工務店の場合は、地域に密着した、人物共に信用できる会社を選ぶことが最低限度でしょう。場合によって、コストコントロール、品質管理に問題のある場合があります。
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