当たるも八卦、当たらぬも八卦。 目次→ TOP
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家相が当たる理由。
住宅メーカーの営業マンをしていた頃、間取りの打合せで必ず話題に登ることのひとつとして家相があります。
家相の気に仕方は人それぞれですが、最低限、鬼門、裏鬼門をはずしましょうという考え方から、家相の専門家に見てもらってからでないと間取りも日程も決まらないという人までさまざまですが、全く関係ないという人はほとんどいないようです。営業活動の上でも、家相の確認は必ずしなくてはいけないことでした。
家相の確認を「なんで?」と思う人もいるでしょうし、「当然でしょ」と思われる方もいるでしょう。ただし肯定派の人には申し訳ありませんが、営業マンが家相を確認するのは、家相を信じているからではありません。
まず、家を建てようという人が家相を気にしている場合、営業マンが家相を知らないと住宅のプロと思ってもらえないので、信用失墜→契約困難になるからですし、たとえば30代の若い夫婦が何も知らなくても、彼らがお金を出す親や、お金を出さない親族、友人が「家相、ちゃんと見てもらってるの」と言われたときに、同じように信用失墜→契約困難になるからです。また、家相見に相談するタイプの客だったら家相を押さえておかないと、これも信用失墜に至ってしまいます。
実は、営業マンが家相を確認するのは、契約をスムーズに取るためであって、他にはありません。(たまには、家相を信じている営業マンもいますが)
家相は当たるのか?という問いを多くの人が持っていると思いますが、答えは、当たりもするし、外れもするということです。
例えば、その家の主人が不慮の事故でなくなるという家相の家で、本当に主人が亡くなる家があります。しかし、だから家相が当たるというのは、まるっきりのデマです。
「あの家は家相が悪いから、主人が亡くなった(他不幸があった)」という言い方がありますが、家相の世界では、完璧に家相を満たした家など無い(ある家相の専門家?の話、後述)のですから、不幸のあった家に行って、間取りを見れば、家相上必ず不都合な箇所を発見する仕組みになってるのです。
結局、家相は、科学的にも、統計学的にも、信義的にも全くのでたらめです。
知識が無くっても適当な馬券(例えば3-6?)を買い続けていれば、いつかはその馬券が当たるように、当たった結果から当たりを出す(だから、3-6は当たるでしょ)家相は、必ず当たる仕組みになっています。
「風水を信じることによって、風水による効果が生まれます。」
と言っている風水師がいましたが、近ごろはやりの「×××教を信じることによって、×××による効果
が生まれます。」と同じことです。
そんな家作りをして欲しくないと思っているのは、私だけではないでしょう。
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