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 1に勉強、2に情熱、3に根性       目次→   TOP PAGE

 住宅メーカーで家を建てる 1 

 どうしても住宅メーカーで建てなければいけなくなった場合。良く考えるとそんなことはないはずですが、野球は巨人、車はトヨタ、パソコンはWindowsという方には、Sハウスを始めとした大手住宅メーカーしか、選択肢の無い方もおられるでしょう。
 そういう方?のために、少しの間、住宅メーカーで家を建てる場合にやらなければいけないことを考えていきたいと思います。
同時に住宅メーカーの問題点も考えていきましょう。
 まず家を建てるときに必要なのはまとまったお金です。住宅メーカーの営業マンの基本のひとつは、家を建てるお金を持っているかどうか、で、総予算はいくらか?を早く算段することです。
 ほとんどの方は住宅金融公庫や銀行でお金を借りることになると思いますが、4年程営業マンをやっていて、直接銀行と相談したことのあるお客さんは数件しかありませんでした。その数件の方は自営の方だけで、サラリーマンは皆無でした。
 今回のタイトルは、 「1に勉強、2に情熱、3に根性ですが、自分のお金のことだから人任せにせず、自分で調べてみて欲しいと思います。
 必ずしも銀行に行く必要はありませんが、住宅取得に関する融資についての本がいろいろ出版されているので、それを参考にするのは最低限の知識です。住宅金融公庫も銀行を通して融資されるので、一度取引する予定の銀行に行って公庫関係の資料をもらって来ることも良いことだと思います。(冊子は有料です)ただし、銀行が工務店等を紹介しようと言ってくれるときがありますが、銀行だからといって信用できるというわけではないので気をつけましょう。
 営業マンに頼らず、自分の借りるお金は自分で調べるのが基本です。
 だいたいの予算がまとまってきたら、次は土地の手当てです。 土地の選び方についてはまた後ろの項でふれたいと思いますが、住宅メーカーで建てるきっかけによくなる条件付き土地があります。この場合でも、建物(プラン、金額)を決めずに土地を決めてしまって、契約ということだけはやめましょう。住宅メーカーが土地を斡旋するにはそれだけの理由があります。
 さて、いよいよ住宅そのものですが、HOUSING情報等の本を買って、住宅メーカーの知識を持ちましょう。工法、商品の性質、などを頭に入れましょう。ここで、自分は軽量鉄骨が好き?とかコンクリートでなきゃだめ、木質系がいいなんて決めてしまわないようにしましょう。一般の人が思っているほど、または営業マンが説明するほどの差はないことが多いと思います。
 その次は、友人、親戚等で最近家を建てた人たちに話を聞きましょう。どうやって決めたのか?どこがよかった?どこが気に入らない?いろいろ聞いてみましょう。ある営業マンがとても良くしてくれたということであれば、名前を聞いておきましょう。
 ただし、紹介しましょうかといわれても、具体的になったからお願いするわという風に言っておくこと。その人にとって良かった営業マンがあなたにとって良い営業マンかどうかは分かりません。
 ここで紹介してもらってはいけない理由があるので気をつけて下さい。

 住宅営業において成約率が最も高いとされるのは、入居者の紹介による物件です。要するに営業マン及び、住宅メーカーにとっておいしい客です。紹介してくれる人によって違いますが、おおむね値引き率が低く、利益が取りやすい上、手間がかからない楽な客と見られることが多いようです。また、紹介ということになるので、成約ということになれば、紹介者に紹介料が支払われる仕組みになっています。私の勤めていたころは、契約金額の0.5%(1500万円の家だったら7万5千円)が目安でしたし、住宅メーカーによっていろいろな場合があり、優良?紹介客には、10万円〜50万円ということがありました。
 この金額は、住宅メーカーの販促費のようなものですが、実は、払うのは契約するあなたということになっています。以後、住宅メーカーと値引き交渉などもするようになると思いますが、紹介料は住宅会社の値引き幅の減少ということに影響してきます。
 紹介してもらうということはそういうリスクがあるということを忘れないで下さい。
 本を読んで、人の建てた家を見て、話を聞くという努力で、自分の建てる家について少しイメージが出来てくると思います。数千万の支払いを2〜30年に渡って払っていくのですから勉強にしすぎということはないはずです。
 ここまでの準備が出来たら、住宅展示場に行ってみましょう。住宅展示場の利用の仕方については前に書いたのでそちらを参考にして下さい。
 ここで、住宅メーカーを決めないで下さい。営業マンも決めないで下さい。いろいろ資料をもらってきて、比較してみて下さい。たぶん、パンフレットの優劣はついてもなかなか決めかねるはずです。最終的には3社程度に決める必要がありますが、ここでは決めなくても構いません。
 さて、ここで道具の確認をしておきましょう。メジャーは展示場を見るときにもあったほうがいいですね。方眼紙も買っておきましょう。計算機や、筆記用具もいります。住宅会社のパンフレットのほかに、書店で売っている住まいの間取り集を買ってきましょう。
 方眼紙にとりあえず自分が購入したい、または購入できそうな大きさの間取りを写します。100分の1の縮尺で書いてみて下さい。図面の見方が良く分からないかもしれませんが、分からないことは想像でも構いません。写した間取りの床面積などは必ず記入しておいて下さい。
 次に今ある家具の寸法を測ります。ある家具全て(ごみ箱、掃除機、炊飯器、レンジ、椅子、こたつ他)です。また、買う予定の家具もおおよそでいいですから寸法を決めて記入しましょう。自分なりの家具表を作成しておきます。
 この家具表は後での打合せにも役に立つので、ある程度きちんとしたものを作ってください(幅、奥行、高さ)。 買う予定のものは、追々調べていってこの表に記入していきます。
 表が完成したら、方眼紙に写した間取りに家具を書き込んでいきましょう。書き込んでいきながら、必要な部屋の大きさや、使い勝手を考えていきましょう。人の通る寸法や、扉の開閉の出来るスペースなどをメジャーで実寸を確認しながら、試してみて下さい。これだけのことをすることによって、間取りの良し悪しを判断する材料の完成です。
 満足のいく家を作るためには、1に勉強、2に情熱、3に根性が大切です。

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