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・ブラボーのおやつ日記 23 パリでケーキ編
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口が勝手に喋るって・・・
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お昼を軽く食べようとカフェに足を運んだら「本日のデザート」と書かれた黒板が目に入ってきました。
カフェにはオリジナルのケーキがあるところも多いのです。
「今はケーキのお腹じゃないでしょう!」と思っているのに、口は「タルト・タタン下さい」と言っていました。
リンゴタルトにシブースト、フランスではリンゴのケーキによく出会いますが、どれも本当に美味しくて大好き!だからつい、
見つけると食べたくなってしまうのです。
しかもタルト・タタンは温めて出される場合が多いので、ケーキ屋さんで持ち帰るのとは違った味わいなんです。
そしてこの店では七分立ての生クリームが添えて出され、これが無糖で美味しかった。タルト・タタンの濃いカラメル味をまろやかにしつつ、コクを出すと言う憎い演出です。
しかしリンゴはお腹に足るトタタン・・・いや失礼。
フランス人は食後にこんな大きなケーキ、食べられるんでしょうか?胸まで一杯になってしまいました。
これはちょっとしくじったか?なぜならこの直後、何度か雑誌等で見かけ、気に掛かっていたサロン・ド・テを通
りかかってしまったからです!
実はブラボー、サロン・ド・テにはあまり縁がありません。
まだ夢多き頃「日本のマダムの愛読誌」のカリスマ達が絶賛するサロン・ド・テに行きました。
ここはアール・デコが美しいパッサージュの中にあり、天井から射す柔らかい日差しの中で頂くランチが最高なんだそうです。
オーナーはイギリス人だとかで、メニューの内容はイギリス的です。 ブラボーはキーマン茶とスコーンを注文しました。
英語でスコーンです。 メニューの字を指して「スコーン」と注文しました。
なのに出てきたのはブラウニー。
意地悪をされたのか、注文を取ったマドモワゼルがおバカだったのかは今となっては知る由もありません。
しかし、何も言う事も出来ず、黙ってブラウニーを食べた自分が悔しくてっ。
以来、小洒落たマダムがひしめくサロン・ド・テはどうも苦手。
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店の外観。青がキレイです。
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店内の様子とタルト・オ・クェッシュ
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ここ『ステュブリ』はパリで正統派ウィーン菓子が食べられるお店として有名です。
1階はテイクアウトで、2階がサロン・ド・テになっています。
店の外からは2階の様子が分かりません。 ドキドキしながら奥の階段を上ると
「老人クラブ?」と思ったほどお年寄りのお客さんが多く、ここで待ち合わせをしてお茶とお喋りを楽しんでいる様でした。
そのせいか、時間がゆっくり流れるどこか懐かしい不思議な空間でした。
知らない名前のケーキにしてみようと、タルト・オ・クェッシュと言うのを選びました。クェッシュはスモモの一種なんだそうです。
ここでもクリームが添えられるのは、サロンで食べるならではです。このクリームは優しい甘さがついていて、クェッシュの酸味を引き立てていました。
でも、正統派ウィーン菓子って、結構大きいのね〜・・・。
お茶はせっかくなので、この店のオリジナルブレンドティーにしました。
これがまた、華やかで甘いバラの香りのお茶で! 一口飲んだら耳の奥でモーツァルトの調べが聞こえてくる様でした。
幻聴・・・? 血糖値が上がりすぎたのでしょうか。
やはりおやつを心底楽しむには、きちん時間割に従わなければっ!
ちょっと反省。 でもサロン・ド・テでモーツァルトの調べってのもなかなか優雅で良いものですよ。
みなさんも、いかが?
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