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・ブラボーのおやつ日記 17 京都、大福の旅路
後編
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『ふたば』の豆餅
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『ふたば』は割と交通量の多い出町通りに面しています。
並びには呉服屋や八百屋などが有り、岡山だと奉還町を思わせるような感じです。
ここに常に行列ができていると言う噂でしたが、わたくしが行った時は絶えずお客さんが入れ替わってはいましたが、行列と言うほどではありませんでした。
しかし、何と言っても人気No1は豆餅。
うぐいす餅や柏餅も並んでいましたが、皆、 豆餅は外せないと言う感じでした。
ここではアンコだけでも量り売りしてくれると言う事を、京都支部長から伺っていました。お店の人に尋ねてみましたら「できるけど時間がかかる」と言われ、またアンコの状態の物は、何百グラム位
買うのが適当なのか、分からなかったので、見送りました。
さて、念願の豆餅を購入していよいよ試食の時を迎えました。
ブラボーの豆大福へのこだわりと言えば、
まず餅が餅であること。 求肥の様な甘いのは嫌いなんです。
次に豆。これは黒豆のもほこほこして好きでが
アンコとのメリハリを付けようと思うと、やはり固めの食感が特徴の塩ゆでの赤エンドウがベストでしょう。
そしてアンコ。アンコは何と言っても粒あん党です。 上品な和菓子にはこしあんの物が多いので
「ブラボーは下品」などと言われる事もありますが、こしあんのノドに張り付いて残る感じがあまり好きではないのです。
さて『ふたば』の豆餅は、餅は餅。 豆は赤エンドウ。アンコはこしあんです。
薄いけれどしっかりとコシのある餅に、まずキリリと塩味の効いた赤エンドウが舌に当たります。
それからアンコです。 このアンコがあなた! 何というのでしょう。今までのこしあんへのイメージを払拭するような粘りがあるのです。
また、こしあんと言えば薄墨色でしょう。 でも、ここのこしあんは、小豆色なんです。そして噛んで食べるような粘りがある。
アンコの量り買いをしなかった事を思いっきり後悔しました。
さらに赤エンドウの思い切った塩味がアンコの甘さを引き立てる引き立てる!
「おいしゅうおすぇーっ!」思わず涙ぐむ。
伝説に偽り無ーし!でした。
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ひとつ目の団子が離れている!
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さて、最後はみたらし団子です。
もとは神前に供えるための団子だったと言うことで、ひとつ目の団子が離れているのは人体を表しているそうです。
ここのみたらし団子の特徴はタレに黒蜜が使われていることで、一般
的な砂糖醤油タレとは違う風味がありました。
もう少し甘みを抑えた方が好き。と思いましが
立て続けに甘い物を食べた後でしたので、正当な判断と言う自信はありません。
ところでブラボーは、 皆にもこの感動を分けてあげたい!と豆餅を沢山買って帰りましたが、次の日にはお餅がカチカチになっていて、魔法の解けたシンデレラのようでした。
『神馬堂』の焼き餅も地方発送などは行わないそうです。
何でもかんでも真空パックやクール宅急便で日本全国どこでも手に入る現代に於いて、そこに行かなければ手に入らず、その日の内に食べなければ魔法が解けてしまうその儚さ。
ロマンだなあ。
だからこそ追い求めてしまうのですね。
〜忘れ得ぬ 古都の春の陽 豆大福
あすは消えゆく 夢ならばこそ〜
ブラボー
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