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・ブラボーのおやつ日記 5 駅前のドーナツ屋編
アムステルダムから列車とバスを乗り継いで2時間ほどの森の中にある美術館(クレラー・ミュラー美術館)に行って来ました。
初めての土地で列車やバスに乗ると言うのはちょっとした冒険です。
行き先を告げてバスに乗り込み、運転手さんに一番近い席に座って「絶対に降りる場所教えてよ!!!」とにらみを利かせていると、的確なバス停で「着いたよ」と声を掛けてくれました。
この日は雨。何もない森の中でポツンと下ろされて「大丈夫か!?」と不安になりましたが、少し歩くと森に調和した建物が現れました。
この美術館にはゴッホをはじめ、その名を知られた名画が沢山あるのに、こんな辺鄙な場所しかも冬の雨の日、殆ど来館者がいないのです。
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ド派手な屋台(?)
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「お砂糖付ける?」
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揚げ菓子「bollen」
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この絵と空間を独り占めする何という贅沢!!
来て良かった!
と、ここまではただの自慢話。 失礼。
さてその帰り道、再びバスで駅に戻り、列車までの待ち時間を過ごすことになりました。ふと甘い匂いを感じ辺りを見回すとド派手な屋台(?)がそこにありました。
近づいてみると色々な種類の揚げ菓子が売られていました。「bollen」と言うのがその名前のようです。
悩んだ末、メインの二つを買うことにしました。一つはプレーンで、一つはレーズン入り。
女性の前には粉砂糖のたっぷり入った大きなボウルが置かれていて「お砂糖付ける?」と聞かれます。「はい」と答えるとその場でころころと粉砂糖をまぶしてくれました。
まだ温かいbollenを頬ばります。
イースト発酵タイプのモッチリとしたドーナツでした。
フレンチマーケットドーナツと言う名前で本に載っていたのを、ブラボーも以前作ったことがあります。
ミスタードーナツで「イーストドーナツ」と言うと、シュガーレイズドのような軽いタイプですが、これはカフェデュモンドのベニエに近いでしょう。
この二つの違いは使用する粉の種類(強力粉と薄力粉)に因るものです。
と、そこへ自転車に乗った近所の少年がチャッとやって来て「一つ頂戴!」てな感じで買い、頬ばりながら去っていきました。
きっと、この屋台が立つと「ああ、冬になったんだな」と感じる東山電停前のたい焼き屋のような存在なんだわ。お腹も心も満たしてくれる温かい、ドーナツを手に、遠い日本に思いを馳せるブラボーなのでした。
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