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・ブラボーのおやつ日記 4 オランダのパンケーキ屋には誰もオランダ編
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パンケーキ屋、店内の写真
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オランダの夜は早い。アムステルダムと言えば日本の東京、フランスのパリ。なのに多くの店が6時閉店なのです。その上、道に迷ってやっと辿り着いたそれらの店は、5時20分に既に閉店していたのです!
初日にそんな事があったものだから、警戒してまだお腹は減っていなかったのだけど、是非行きたいと思っていたパンケーキ屋に足を運びました。
オランダのパンケーキは大きくて薄くて甘くないので、ハムやチーズをのせたものもあり、食事としても充分満足します。と言うとこれはフランスで言うクレープと全く同じ説明になります。結局クレープなんじゃないの?と思うけど、オランダの人は「いいえ、パンケーキです!」と言うのでしょうね。このオランダの伝統的なパンケーキを、母から娘へと受け継いだ家庭の味で出していると言うお店です。
4時20分でした。おやつには遅く夕食には早い時間のせいか、店内にはお客の姿はありません。わたくしが入っていくと、推定年齢62歳の女性がけげんな目でわたくしをジロリと見て、それからおもむろに時計に目をやりました。
「まだ4時半だよね、だよね。」と心の中に汗をかきながら「オープンボードも出てるし」と自分を励まし、席に着きました。テーブルには英語のメニューもあり、わたくしはその中から「アップルアンドジンジャー」と言うパンケーキと「バターミルク」と言う飲み物を選びました。
さて、注文をするとすぐにその女性はシュエッップスのインディアントニック(欧州でよく見かける透明炭酸飲料。しかし、日本の物ほど甘くなく大人の味わい)を手に戻ってきて、目の前でプシュッと缶を開けました。
「何ですの、それは?」とわたくしが言うと「トニックじゃないの!?」と彼女。「いいえ、バターミルクです。」クしか合うてへんやないの!「でも、そのトニックわたくし頂きます。でもバターミルクもお願いします。」なのに彼女は「今日はバターミルクはできないのよ。」と言って立ち去ってしまいました。
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パンケーキを焼いている間に彼女のご機嫌は回復したようでした。焼きたてのパンケーキを運んできてくれて「お上がりなさーい!」てな感じで笑顔でわたくしの肩をポンポンと叩いてくれて一瞬安心したものの、その足で入口に行き、外に向けたオープンボードをクルリとひっくり返したのでした。
直径35センチはあろうパンケーキにスライスしたリンゴが丸々1個分のっている。減っていないお腹には結構きつい。 しかも、ジンジャーの陰はブラボーには感じられませんでした。写真を見た人も異口同音に「リンゴとシナモンね!」と言います。ブラボーは黙ってうなずきます。くぅっ。小心者のわたくしは、一生懸命パンケーキを食べました。
「これは罰ゲームですか!」顔で笑って心で泣いて、10分で食べ上げて逃げるように店を後にしました。
心残りはバターミルク。ホットミルクにバターを溶かして、みそラーメンのバターのごとくコクを出しただけでしょうか。
どなたかご存知の方、ブラボーの『教えてバターミルク』係までお便りくださーい。お待ちしてまーす。
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