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・ブラボーのおやつ日記 3 ヤギのチーズ編
あれはもう7年以上も前でしょうか。『ヤギのチーズはおいしい』と言う記述を何かで見つけ、牛のチーズしか食べたことのなかったわたくしは「ヤギのチーズ、ヤギのチーズ、ヤギのチーズってどんなだろう」と胸をときめかせていました。
しばらくして訪れたフランスでヤギのイラストの入った、フランス語が読めなくったってヤギだとわかるチーズを購入することができたのです。期待に胸膨らませて一口食べた瞬間、「な」の
口をしたまま眉間にしわを寄せた状態で、それ以上どうしても噛みしめる事ができませんでした。
そして、「だってあたくし、世界で一番味覚が繊細な日本人ですもの、香水振りまく国の方とは感性が合いませんわ」と言い訳して、すごすごと退散したのでした。
さて、オランダの最初の夜、軽く夕食を済まそうとホテル近くのお惣菜屋さんに入りました。おいしそうなパンがあったので、それに合うチーズを探していると、直径8の棒状の物を厚さ2に切って、たった今、ここでラップに包みました!と言う感じの白い塊が目に入りました。
その色の白さから「これはヤ、ヤギのチーズでは・・・」と推察しました。警戒するものの、「現地でしか手に入りません」的な姿のものにめっぽう弱いブラボーは、好奇心に勝てずレジに走り、高鳴る胸を押さえつつホテルへと向かったのです。
観察する:白玉粉を耳たぶの固さにこねた状態に似ている。
匂う:特に刺激的な臭いは無い。
味わう:なーんと!おいしいー!!
口に入れた時、一瞬「うにゃ」となるのですが、少し甘くて酸っぱくて、とてもとても爽やかなお味なのです!そのままでも食べられますが、パンにつけるとこれがまた
あなた!おいしいの!
おそらくこれは発酵が浅いのだと思います。従ってヨーグルトに近い感じと言うと分かりやすいかもしれません。しかし、最初の「うにゃ」こそがヨーグルトにはないチーズの醍醐味であり、パンに合うところであり、クセになるところなわけです。
このチーズ、その店のオリジナルか?と思ったのですが、その後スーパーでも同じような形で売られているのを見つけました。スーパーのものにはラベルが貼ってあって、確かに「ヤギ」と書かれていました。
あまりのおいしさに一度に全部食べ上げたら、翌朝お腹も超スッキリ。
あ〜ら、お下劣、ヤギチーズ。
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