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・LOW-TEC,GARBARIUM,and STEEL CAFE.

LOW-TECであること。
  一般に木材で作っている建物ほど、人の手と、手間がかかっているように感じられる方が多いようです。しかし、少し見てもらえばわかるように、451の建物はLOW-TEC、職人さんの技術で全てが作られている建物です。
 実のところ、ログハウス風とか木のぬくもり風住宅より職人さんの手間は、無茶苦茶(職人さん泣かせです)かかっています。 らせん階段の手すりの曲線は職人技でしか出来ないディテール(細部)ですし、階段の手すりと2階の手すりの接合部分のディテールは、現場の職人さんと話しながら完成した造作です。
 らせん階段の手すりを触りながら登ってくると、手すりの途中に凹凸を感じると思います。実はデザインの処理上、手摺子を撤去した名残りで、LOW-TECを感じさせるデイテールでもあります。
 ものを作る人間は、形に意味を見えるようにすることが、最低限必要なことだと思っています。
  形に意味があること。正確には、意味を読ませることが出来る(感じる)形態であること。これは物真似ですよ、なんて表現しているもの(どっかのOSとか)を作る人間の気が知れないし、金さえ儲ければ(安ければ)何でも有りの人間(魑魅魍魎?)にはなりたくないと思っています。
 LOW-TECであることというのは、物の形が、こういうふうに組み合わさって、こういうふうに作ったんだなという(技術)が感じられるような形態をとるということです。
 階段の手摺のディテールもLOW-TECですし、今では(職人さんの手が懸かりすぎて)使われないラチス柱(L型鋼と平板を溶接で組合せてH型鋼のようにしている)、天井のネットと格子に組んだアーチ状鋼材もLOW-TECです。
 鉄骨工事以外にも、大テーブルは自家製(家具屋さんに手伝ってもらって作成)ですし、鉄骨の表面のペンキは全てペンキ屋さんが1ヶ月ほど懸かって塗装してくれました。店では見えませんが、むき出しの1階の天井の配管も水道職人の方が配管の向きや保温材の巻き方など露出であることを意識した、いい仕事(骨董品的価値あり?)をしてくれています。
GARBARIUMという素材。
 
屋根の素材と、外壁面の縦ジョイントに使っているシルバーの素材が、ガルバリウム鋼板と呼ばれるものです。最近では木造建築でも素材に凝ることは少ないようですが、ガルバリウム鋼板(亜鉛とアルミニウムの合金をメッキしてある鋼板、30年程度は錆びないと言われています)、内外部に使用している小波スレート(セメント製で波形に当たる光の表情が美しい)、駐車場の洗い出しのモルタル、アプローチのモルタル平板、2階の床(裏がそのまま2階の天井)のチェッカープレート風のすべり止めがおもしろい立体駐車場に使われる床材、吹き抜け部分のグレーチング、大テーブルのアルミニウム板、内壁の木毛モルタル板。いろんな材料の素材感を感じて欲しいと思います。
STEELの質感。
 鉄の質感は冷たく固い印象があります。もちろんそういう印象を与えるように451は作られていますが、木材よりも加工性が高く、いろんな形、表情を作るのも「金属」という素材です。そのままでは錆びてしまうので、多くの工夫も必要ですし、自由な形になる「金属」の形を決めているのは、人間(製作者)以外にありません。
 形の意味や、素材感、そして職人さんの手、空間の質を451 F CAFEで、感じることが出来ると思います。

 

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